エントリーフォームの「あなたの強みを400字で教えてください」という欄で、カーソルだけが点滅しています。1行目は書けたのに、2行目から先が出てきません。9月に届く28卒の相談で、いちばん多いのがこの止まり方です。
この記事は、読み終えたときにA4の紙1枚と3種類の下書きが手元に残るように組みました。作業は3日に分けて、合計で2時間ほどです。最初の30分で使うのは紙とペンだけで、パソコンは開きません。
先に、この記事が採らない立場を書いておきます。経験を大きく見せる書き方は扱いません。盛った部分は面接の2問目で崩れるので、素材の出し方と削り方だけを説明します。
この記事の結論
400字で読まれているのは経験の大きさではなく、困った場面での判断のしかたです。
素材は増やさなくて足ります。「面倒だった場面」から思い出すと、判断ごと出てきます。
文章は5文で終わります。字数が変わっても、動かすのは具体の部分だけです。
採用担当者が400字で確かめていること
自己PRは自己申告の欄に見えますが、読み手の関心は過去そのものにはありません。入社後に似た場面が来たとき、この人はどう動くのか。400字はその見当をつけるために読まれています。過去の話を読みながら、見ているのは先のふるまいです。
そう考えると、「責任感があります」で止まる文章の弱点がはっきりします。内容が薄いから落ちるのではなく、読んでも動き方が浮かばないので判断の材料にならない、という弱点です。責任感がある人は毎年何万人も応募してきます。
通る文章には共通点があります。「この人は締切が危ないとき、先に相手へ連絡してから手を動かす人だな」と、場面つきで想像がつくところです。自己PRは性格の申告書ではなく、行動の短い報告書だと考えてください。要るのは形容詞ではなく、いつ・どこで・何を見て・何をしたかという事実です。
この記事で言う「再現性」
たまたま上手くいったのではなく、同じ状況になればまた同じように動ける、という意味で使います。書類選考と面接は、この再現性を短い文章と会話から推し量る作業でできています。読み手が知りたいのは結果の大きさより、その結果に至った動き方が繰り返せるかどうかです。
確かめられている点は、大きく3つに分かれます。ひとつ目は、仕事の場面に置き換えられるかどうかです。サークルの合宿の運営そのものを求めている会社はありません。「予定が崩れたときに段取りを組み直せる」という形まで抽象化できて、はじめて職種の話とつながります。
ふたつ目は、自分で決めた部分が残っているかどうかです。「先輩の指示で動きました」「話し合って決めました」だけの記述は、採用する理由になりません。頼まれていないのに始めたことが、その人にしかない部分です。ここが1文でも特定できれば、400字の骨は通ります。
三つ目は、うまくいかなかったところを書けているかどうかです。成功だけを並べた文章は、面接で一度掘られると持ちません。「最初の案は外していて、2回目でようやく当たりました」と書ける人は、入社後も途中で報告ができる人だと読まれます。都合の悪い部分を1行入れるほうが、通りやすくなります。
相談を受けてきた範囲では、落ち込んでいる人ほど自分の判断を「当たり前のこと」として省いています。省かれた部分が、選考でいちばん読まれる部分でした。
「強みを決めてから探す」とほぼ行き詰まります
書けない理由は経験の量ではなく、手順の向きです。相談を受けた範囲では、詰まっている人のほとんどが「私の強みは何か」という問いから始めていました。この入口が、そのまま行き止まりになります。
言葉を先に決めると、あとは条件に合う出来事を探す作業になります。「協調性」と決めた時点で、手元の記憶は条件を満たしていません。そこで話を少しずつ足すことになり、面接では足した部分だけを質問されます。順番を逆にしてください。出来事を先に並べて、名前は最後に付けます。名前は読み手が付けてくれるので、こちらは細部を持っていれば足ります。
つまずき方はもう3つあります。ふたつ目は、記憶を「頑張ったこと」で検索していることです。頑張った記憶は時間が経つほど整理されて、判断の細部が落ちています。代わりに「面倒だった」「もやもやした」で検索すると、生々しい部分が先に出てきます。次の章で使う質問は、この検索語でできています。
三つ目は、目立つ結果が要ると思い込んでいることです。売上が伸びた、表彰された、という結果は書きやすいのですが、読み手にとっては入口の説明にすぎません。知りたいのはその手前、何を見て、どこで方針を変えたのかという部分です。
四つ目は、白紙のフォームに直接打ち込もうとしていることです。素材を出す作業と、文章の形を整える作業を同じ時間にやると止まります。頭のなかで2つの仕事が競合するからです。この記事も、素材を出す章と文章にする章を分けてあります。
「強みは継続力」と先に決めて、それらしい話を2週間探していました。ゼミの出席率くらいしか出てこなくて、そこで止まっていました。
紙1枚でやる棚卸し
ここからは手を動かします。A4の紙を1枚用意して、横に線を2本引いて3列にしてください。左の列が「事実」、中央の列が「自分の判断と行動」、右の列が「相手の反応」です。書き込む順番は左から右で、行数は5行ぶんの空きをとっておきます。
この3列には役割があります。左だけ埋まった行は「大変だった話」で終わります。左と右が埋まっても、中央が空なら「運が良かった話」になります。3列そろった行だけが、自己PRの素材として使えます。作業は次の5段で進めてください。
左の列に「面倒だと感じた場面」を5つ書く今日・15分
頑張ったことではなく、面倒だったことを探します。面倒だと感じた瞬間は、何かが非効率だと自分で判断した瞬間なので、判断が必ず一緒に残っています。アルバイトの引き継ぎ、ゼミの資料の受け渡し、部活の出欠の集計、履修の情報集め、家の用事の割り振り。どれでも構いません。
思い出せないときは、場所で検索します。バイト先の休憩室、3限の教室、部室の入口、自宅の台所。場所を思い浮かべると、そこでため息をついた瞬間が出てきます。1行につき1場面で、文章にはしなくて構いません。
それぞれの行に、数をひとつ足す今日・10分
「いつも混んでいた」ではなく「閉店後の廃棄が1日あたり12パックあった」と書きます。人数、回数、時間、期間、個数のどれかが入れば足ります。正確な統計は要りません。自分が見て覚えている範囲の数で構いません。
数がどうしても出ない行は、そこで消してください。数が出ないのは、当時その場をよく見ていなかったという意味です。見ていない場面を素材にすると、面接で細部を聞かれたときに答えられなくなります。
中央の列に「頼まれていないのに始めたこと」を書く今日・15分
ここが作業の本番です。指示されてやったことは書きません。自分から始めたことだけを書きます。「社員に配置を変えられるか聞いた」「共有用の表を作って配った」「会議の前に3人から事情を聞いた」。どれも小さく見えますが、小さいから弱いわけではありません。
書くときは、判断の理由まで1行足しておくと後が楽です。「レジ前の棚が導線をふさいでいると考えたので」のような部分です。この理由が、あとで強みの言葉になります。
右の列に、まわりの反応を書く明日・10分
ここには数字ではなく、人の動きを書きます。「店長が同じやり方を土日にも広げた」「後輩が翌年も同じ表を使っていた」「教授がゼミの書式に採った」。だれが、何をしたかまで書くのが条件です。
感謝されたという内容だけだと弱くなります。他人が自分のやり方を採って動いた、という事実まで書けると、効果の証明が自分の外側に置けます。
中央が空いている行を、線で消す明日・5分
残った行を数えてください。5行あれば十分で、3行でも書けます。中央が空の行は、この段階で線を引いて消します。惜しくなりますが、その行は面接の途中でほぼ行き止まりになります。
ここまでで紙1枚が完成です。この紙は提出直前まで捨てないでください。文章を直すたびに戻る場所になります。
紙1枚が完成したかどうか0 / 5 完了
手が止まったときの逃げ道
中央の列が全部空いてしまう人もいます。その場合は質問をゆるめて、「もう一度やり直せるなら、どこを変えますか」に置き換えてください。返ってくる答えは判断基準そのものなので、実行していなくても「こう変えたいと考えていました」と面接で話せます。
所属がないので書けない、という相談も多く届きます。素材になるのは所属ではなく、自分で決めた場面です。家族の通院の付き添いの段取り、独学の進め方の記録、ネット上で作って配った資料、授業の課題の回し方でも成立します。3列が埋まるかどうかだけが条件です。
出てきた素材から、どれを使うか決める
紙に3行以上残ったら、主役を1行だけ選びます。ここで初めて「強み」という語を使います。選ぶ基準は好みではなく、採用する側が長く使ってきた言葉に寄せるのが早いです。
日本経済団体連合会「2018年度 新卒採用に関するアンケート調査結果」(2018年)を見ます。選考で特に重視した点として最も多く挙がったのは、コミュニケーション能力でした。続いて主体性、チャレンジ精神、協調性、誠実性が並びます。上位に残った語は5つです。
この調査は2018年度で公表が終わっています。最新の実態そのものとして扱うのではなく、採用する側が長年どんな言葉で人を見てきたかの手がかりとして読んでください。
出典:日本経済団体連合会「2018年度 新卒採用に関するアンケート調査結果」(2018年)この並びを見て「では協調性と書こう」とするのが、最も避けたい使い方です。同じ語が何万枚も届くので、語としての情報量がありません。使いどころは判定です。紙の中央の列に書いた自分の行動が、上の5語のどれに近いかを見ます。
たとえば「値引きの開始時刻を変えられるか社員に持ちかけた」は、人に働きかけているのでコミュニケーション能力に近い動きです。「言われる前に全員の空きコマの表を作った」なら主体性に近くなります。「先に3人から事情を聞いてから会議に出た」は、協調性というより、確かめてから動く慎重さなので誠実性に寄ります。
近い語が決まったら、その語は使いません。動詞で言い直します。「コミュニケーション能力」ではなく「決められる範囲を先に確かめてから提案する力」。この言い換えができた時点で、他の人の400字とは重なりません。名詞に戻す作業は読み手がやってくれるので、こちらでやる必要はありません。
候補が2つ以上残って迷うときは、次の4つの見方で並べ替えてください。ひとつ目は、規模より「決めたのがだれか」を見ることです。コンビニで棚の並べ方を変えた話は、言われて参加した海外の活動より強く読まれます。読み手が探しているのは決めた人の名前で、出来事の大きさではありません。
ふたつ目は、一度で当たった話より、外して直した話を選ぶことです。一度で当たった話には手順が残りません。外して、原因を考えて、2回目で当てた話には手順が残ります。手順が残っている話だけが、入社後も同じように動けるという説明になります。
三つ目は、数字が動いた話より、他人がやり方を使い続けた話を選ぶことです。自分が作った表を後輩が翌年も使っていたなら、それは売上が何割増えたという説明より通りやすくなります。他人がそのやり方を採ったという事実には、自分以外の判断が入っているからです。
四つ目は、100人に届いた話より、1人に効いた話を選ぶことです。「新入生100人に告知した」より、「辞めそうだった1人と話して続けることになった」のほうが、何をしたのかを細かく聞けます。面接は深掘りで進むので、深く掘れる話のほうが持ちます。
4つに共通しているのは、規模ではなく判断が見えるかどうかを優先している点です。派手さで勝てないと感じている人にとっては、都合のいい基準だと思います。
迷ったら、面接で20分話し続けられる行を選んでください。20分もつ行は細部を覚えている行で、細部を覚えている行は、だいたい自分で決めた行です。
【完全無料】
紙が埋まったら、選ぶところだけ人に見てもらう
自分の判断が入っているかどうかは、書いた本人がいちばん判定しづらいところです。就活ノートでは、棚卸しの紙を画面共有しながら、どの行を主役にするかを一緒に選ぶオンライン相談を無料で受け付けています。
就活ノートに無料で相談する※オンライン実施・費用はかかりません。相談だけで終わって構いません。日程は希望を伺って調整します。
5文に収める
素材が決まったら、文章にします。使う型は、結論・理由・具体・再結論の4文に、志望先との接続を1文足した形です。全部で5文、これ以上は要りません。文の数を先に決めておくと、書きながら迷う時間がなくなります。
どの文を長くするか
この型の要点は、真ん中の「具体」をいちばん長くすることです。下書きを見せてもらうと、結論と再結論が厚くて、具体が1行で終わっている例がとても多いです。そうなると、どの人の400字も同じ顔になります。
具体に入れるのは3つです。数、制約、そして自分が決めた一手。制約というのは「そこは本部の指定だった」「予算は増やせなかった」のような、動かせなかった条件です。制約が書かれていると、そのなかで何を選んだのかが浮かびます。制約のない話は、読み手には簡単そうに見えてしまいます。
同じ素材で書き比べる
同じ経験から書いた2つを並べます。素材は同じで、入っている情報だけが違います。
直す前(400字の下書き)
私の強みは課題解決力です。私はスーパーのアルバイトで、惣菜の廃棄が多いという課題に気づきました。そこで私は社員の方に相談し、改善のための提案を行いました。その結果、廃棄を減らすことができ、店舗に貢献することができました。この経験から、私は課題を見つけて解決する力を身につけることができたと考えています。貴社に入社後も、この課題解決力を活かし、周囲と協力しながら主体的に行動して貢献していきたいと考えております。
直したあと(400字)
私の強みは、決められる範囲を先に確かめてから提案する力です。1年半続けたスーパーの惣菜売り場では、閉店後の廃棄が1日あたり平均12パックありました。値引きを始める時刻が19時で、来店の山を過ぎていたためだと考えました。最初は値引き率を上げる案を出しましたが、率は本部の指定だと分かって取り下げました。そこで社員3名に変えられる範囲を聞き、時刻なら店舗の判断だと確認したうえで、18時20分開始を2週間試したいと提案しました。毎日の廃棄数を記録して渡し、平均5パックまで下がりました。その後は店長が土日の開始時刻も同じ考え方で見直しました。御社の店舗運営でも、決定の権限がどこにあるかを先に確かめてから案を出す形で使います。
→ 違いは「課題解決力」という語の有無ではありません。直したほうには、数(12パック・3名・2週間・5パック)、制約(率は本部の指定)、取り下げた最初の案が入っています。この3つがあると、読んだ人が続きを質問できます。質問が作れる文章が、次の選考に進みます。
締めの1文だけを比べる
もうひとつ、最後の1文だけを並べます。短いのに、いちばん差が出る場所です。
直す前(締めの1文)
貴社に入社後も、この強みを活かして貢献していきたいと考えております。
直したあと(締めの1文)
御社の店舗支援では1人が複数店を担当すると説明会で伺ったので、店舗ごとに決められる範囲を先に聞いてから改善案を出す形で使います。
→ 「活かして貢献」はどの会社に出しても成立するので、情報が入っていません。下の例は説明会で聞いた一言をひとつ足しただけですが、それだけで調べた人になります。
同じ字数に情報を増やす3つの直し
1文は50字前後で切ってください。読点が3つ続いたら、そこで文を割ります。「〜することができました」は「〜しました」に、「〜という課題がありました」は「〜が12パックありました」に置き換えます。この3つだけで、同じ字数に入る情報がはっきり増えます。
自分の文章を判定するときは、「読んだ人が次の質問を作れるか」だけ見れば足ります。質問が浮かばない文章は、良い悪い以前に会話が始まりません。
200字・400字・600字で足し引きする
設問の字数は会社ごとに違います。そのたびに書き直すのは続かないので、伸ばす場所と削る場所を先に決めておきます。原則はひとつだけで、動かすのは具体の部分だけです。結論と締めの長さは、最後まで変えません。
200字:結論と行動をひとつだけ
200字は制約ではなく、編集の問題です。残すのは、動詞で書いた強み、数が入った状況、自分で決めた行動ひとつ、相手の反応ひとつ。理由と再結論は落とします。ここで背景を説明し始めると、行動が押し出されて何も残りません。
私の強みは、決められる範囲を先に確かめてから提案する力です。スーパーの惣菜売り場で廃棄が1日あたり平均12パックあったとき、値引きの開始が19時では遅いと考え、変えられる範囲を社員3名に確認してから、18時20分開始を2週間試したいと提案しました。廃棄は平均5パックまで下がり、店長が土日の時刻も同じ考え方で見直しました。(約190字)
400字:取り下げた案をひとつ足す
400字は最も多い指定です。200字の形に、理由の1文と、うまくいかなかった一手を足します。前の章で並べた「直したあと」がこの形です。失敗を足すと字数が増えるのに読み手の評価が上がる、数少ない場所なので、ここは削らないでください。
逆に400字でやりがちなのは、状況説明を3文に伸ばすことです。「駅前の店舗で学生や会社員の利用が多く、夕方は混み合います」のような文は、消しても内容が減りません。状況は1文で足ります。空いた分は、判断の理由か相手の反応に回してください。
600字:別の場面の話を1ブロック足す
600字で同じ話を薄く伸ばすと、読めば分かります。代わりに、別の場面で同じ判断をした話を90字ほど足してください。全く違う場所の出来事で構いません。むしろ場所が離れているほうが効きます。
学部の必修のグループ課題でも、分担を決める前に全員の空きコマを1枚の表にしました。着手が締切の前日に寄らなくなり、次の課題でも同じ表が使われました。(約80字)
この90字が入ると、文章の意味が変わります。1件だけなら偶然ですが、場所が違っても同じ動き方をしていれば、それはその人の型です。最初の章で書いた再現性は、この短いブロックで示されます。
600字が来たら別の場面の話を足す、と決めておけば毎回考え直さずに済みますね。今までは同じ話を無理に伸ばして、中身がスカスカになっていました。
提出前に見るところ
書き終えたら、送信の前に10項目だけ確認します。10分あれば終わります。チェックの状態はこのブラウザに残るので、翌日に開いても続きから使えます。
提出前チェック(10項目)0 / 10 完了
最後の「声に出して読む」は面倒に見えて、いちばん効きます。読みながら詰まる場所は、面接でも言いにくい場所です。書類の段階で直しておくと、面接の準備が半分終わります。
この3つが欠けていたら、送信を止めてください
数がひとつも入っていない(その場を見ていなかったと読まれます)
自分で決めた部分がない(だれの話としても成立してしまいます)
最後の1文がどの会社にも出せる(調べていないと読まれます)
生成AIに直してもらうときの線引き
下書きをAIに渡すなら、用途は削ることと詰めることに限ってください。素材から作らせると、書いていない事実が混ざります。渡すときは「新しい事実や数字を足さない」「足したくなった箇所は質問で返す」という条件を先に付けます。
返ってきた文章を読んで、自分の記憶で答えられない一文が残っていたら、その一文は消してください。書類と面接は1本の選考なので、口で言えない文は書類にも置かない、と決めておくと安全です。
「書くことがない」は、経験がないという意味ではなく、頑張った記憶の側を探していたという意味でした。今日30分だけ紙に向かえば、面倒だった場面は3行は出ます。3行出れば、あとは5文に収めて、字数ごとに足し引きするだけの作業になります。
よくある質問
自己PRとガクチカで、同じ経験を使ってもいいですか?
同じ経験でも構いません。変えるのは切り口です。自己PRは別の場面でも同じ動き方ができることを見せる欄、ガクチカはひとつの取り組みをどこまで進めたかを見せる欄です。同じアルバイトの話でも、自己PRでは判断の順番を中心に置き、ガクチカでは試した回数と直し方を中心に置くと、重なった感じが消えます。
アルバイトもサークルもしていません。それでも書けますか?
書けます。素材になるのは所属ではなく、自分で決めた場面です。家の用事の段取り、独学の進め方、ネット上で作って配ったもの、授業の課題の回し方でも成立します。条件は、3列の紙で中央の列が埋まるかどうかだけです。判断を自分の言葉で説明できれば、場所は問われません。
自己PRは何社ぶん書き分ければいいですか?
本体はひとつで足ります。差し替えるのは最後の1文だけにしてください。結論・理由・具体・再結論の4文は共通のまま使い回し、「御社の◯◯という仕事でこう使います」という接続の1文だけを会社ごとに書き換えます。この形なら、1社あたり5分ほどで用意できます。
数字が出てこない経験は使えませんか?
数字の代わりに、人の反応を書いてください。売上や順位がなくても、自分が作った表を後輩が翌年も使っていた、という事実があれば効果の説明になります。他人がやり方を採ったという記録には自分以外の判断が入っているので、数字より反論されにくいです。期間や回数も数のうちなので、1年半・2週間・3名のような書き方でも足ります。
ガクチカの欄で詰まっている場合は、素材の探し方が少し変わります。実績から探すのをやめて、困りごとから逆算する手順を別の記事にまとめました。この記事で作った3列の紙がそのまま使えます。
【完全無料】
書き終えた400字を、出す前に一度だけ他人の目に通す
大学を卒業して就職した人のうち、3年以内に会社を離れる割合はおおむね3割台で推移しています(厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況」)。書類を通すことより、入ってから続けられる会社に出すことのほうが後で効いてきます。無料相談では、自己PRの添削と並行して、その内容がどんな仕事と噛み合うかまで一緒に整理します。
就活ノートに無料で相談する※オンライン実施・費用は一切かかりません。特定の企業への応募を条件にすることはありません。