面接で「あなたの長所と短所を教えてください」と聞かれました。長所はアルバイトの話でなんとか答えられたものの、短所は「心配性なところです」と言ったきり、そのあとに何を続ければいいのかが出てきませんでした。
この記事を読み終えると、長所と短所を選ぶ手順、長所を根拠の場面と一緒に話す組み立て、短所を困った場面と補っている仕組みまで話す組み立て、面接対策150問で練習する問いが手元に残ります。
先に、この記事の立場を書いておきます。「この長所なら評価が上がる」「この短所は言わないほうがいい」とは書きません。面接で何を見るかは会社が決めることで、外からは分からないからです。書くのは、自分の経験から長所と短所を選び、聞かれたことに答える手順です。例は、すべて架空のものです。
この記事の結論
長所と短所は、自分の経験を書き出してから、同じ性質の両面として選ぶと、話がつながります。
長所は、結論の一文、根拠の場面、仕事での活かし方の順に話します。
短所は、短所を一つ言い、実際に困った場面と、いま補っている仕組みまで話します。
長所と短所を選ぶ
長所と短所は、言葉から探さずに、経験から探します。経験の書き出し方は、自己分析のやり方の記事にまとめています。
経験を書き出す最初に
アルバイト、部活やサークル、ゼミなどで、自分が何度も同じように動いた場面を書き出します。
同じ性質の両面を見る次に
書き出した動き方が、うまくいった場面と、困った場面の両方を探します。例(架空):「先に段取りを決める」は、準備が速いという長所にも、予定が変わると焦るという短所にもなります。
言葉を一つずつ決める最後に
長所と短所を、それぞれ一つの言葉にします。言葉の候補は、自己分析チェック(80問)の結果からも探せます。
長所の答え方
長所は、結論の一文、根拠の場面、仕事での活かし方の順に話します。根拠の場面には、何を、いつ、どれくらい行ったかを入れます。
結論最初の一文
「私の長所は、〇〇なところです」と、一つだけ言います。
根拠の場面次に
その長所が出た場面を一つ話します。別の場面でも出たことを一つ用意しておくと、重ねて聞かれたときに答えられます。
仕事での活かし方最後に
応募先の仕事のどの場面で使えそうかを、一文で添えます。
面接対策150問のQ11(強みを根拠と一緒に)で長所の組み立てを、Q12(別の場面でも発揮されたか)で別の場面を、Q14(仕事でどう活かすか)で仕事での活かし方を練習できます。
短所の答え方
短所は、短所を一つ言い、実際に困った場面と、いま補っている仕組みまで話します。反省の言葉だけで終わらせず、何をして補っているかを具体的に話します。
短所を一つ言う最初の一文
「私の短所は、〇〇なところです」と、一つだけ言います。
実際に困った場面次に
その短所のせいで、実際に困ったこと、周りに迷惑がかかったことを一つ話します。
補っている仕組み最後に
気をつけるという意識だけでなく、困らないために続けている仕組み(決まった手順、確認の表、人に頼む段取りなど)を話します。
続きが出てこない例(架空)
私の短所は心配性なところです。気をつけたいと思います。
仕組みまで話した例(架空)
私の短所は、予定が変わると焦ってしまうところです。ゼミの発表の前日に資料の順番が変わり、手が止まって、班の人に作業を代わってもらったことがあります。それ以来、発表の準備では、変わりそうな部分を先に書き出して、変わったときの手順を決めてから作業しています。
→ 仕組みまで話した例には、短所の言葉、実際に困った場面、いま続けている仕組みの三つが入っています。
面接対策150問のQ16(弱みを教えてください)、Q17(実際に迷惑がかかった場面)、Q18(克服のための仕組み)で、短所の組み立てを練習できます。
面接の前に確かめること0 / 5 完了
長所と短所を書いたら、二つを並べて読んでください。同じ経験から選んだ長所と短所なら、面接で「その長所が裏目に出たことは?」と重ねて聞かれても、短所の話につなげて答えられます。
よくある質問
短所が思いつきません。
経験を書き出して、うまくいかなかった場面を探します。長所と同じ性質が、場面によって困ったことにつながっていないかを見ると、見つけやすくなります。
短所を長所に言い換えて答えてもいいですか?
短所を聞かれたら、短所として一つ言い、実際に困った場面と補っている仕組みまで話します。長所の言い換えだけでは、聞かれたことに答えていません。
長所と短所は、いくつずつ用意すればいいですか?
答えるときは、それぞれ一つに絞ります。重ねて聞かれたときのために、根拠の場面を二つずつ用意しておきます。
エントリーシートの長所と、面接の長所は同じでいいですか?
同じ会社に出した書類と、面接で話す内容は、食い違わないようにします。書類に書いた長所を、面接では場面を足して話します。
長所の言葉は、自己PRにも使えます。自己PRと、面接で聞かれる質問の記事を並べておきます。
【完全無料】
長所と短所の話し方を、模擬面接で確かめる
はじめに状況をお聞きします。そのうえで、合いそうな条件や職種をお伝えします。面談のあとは、書類を見たり、模擬面接をしたりできます。どれを進めるかは、面談の最後に決めます。
LINEで相談する※相談は無料です。LINEで申し込めます。面談はオンラインで、最短当日です。初回の面談は10〜15分ほどが目安で、カメラオフ・私服で構いません。