インターンシップに申し込むときに、いくつかの会社の採用ページに名前と連絡先を登録しました。どの会社からも案内のメールが来て、ページには「エントリー」のボタンが並んでいます。どの会社に何を出したのか、次の締切はいつなのかを、もう思い出せなくなっています。
この記事を読み終えると、エントリーという言葉を二つの段階に分けて読む見方と、28卒の日程との関係が手元に残ります。会社の案内で確かめることと、エントリーした会社の締切・提出物・選考の段階を一つの表で管理する手順も載せています。
先に立場を書いておくと、何社にエントリーすればよいかという数や平均の社数は、公的な出どころが無いので書きません。日程と言葉の説明は、内閣官房と厚生労働省の資料で確かめたことだけを書き、末尾の参考欄に出どころを載せています。例は、すべて架空です。
この記事の結論
この記事では、会社に名前と連絡先を登録する段階をプレエントリー、選考のために書類を出す段階を本エントリーと呼びます。どちらにあたるかは、採用ページの案内で、何をすると何が届くかを見て確かめます。
28卒向けの政府の要請では、広報活動の開始は2027年3月1日以降で、その起点は学生の登録の受付を始める時点です。面接などの採用選考活動は6月1日以降で、エントリーシートの提出は採用選考活動と区別されています。
エントリーした会社は、段階・締切・提出物・次にやることの列を持つ一つの表にまとめ、案内を読んだ日に書き換えます。
エントリーという言葉を、登録と書類の提出に分ける
「エントリー」のボタンを押したときに何が始まるかは、会社の案内を読んで確かめます。この記事では、エントリーを次の二つの段階に分けて呼びます。
プレエントリー(登録の段階)この記事での呼び方
会社の採用ページや就職情報サイトで、名前・学校名・連絡先を会社に登録し、採用の情報や説明会の案内を受け取る段階です。
厚生労働省の「職場情報の提供制度」のページも、いわゆるプレエントリーを、正式な応募の前の登録と説明しています。
本エントリー(書類の段階)この記事での呼び方
会社の案内に沿って、エントリーシートなどの書類を出し、選考を受け始める段階です。
本エントリーという言葉の公的な説明は確かめられなかったので、この記事での呼び方として使います。
同じ厚生労働省のページは、プレエントリーを、会社に職場情報の提供を求める方法の一つにも挙げています。求め方は、企業研究のやり方の記事にまとめています。
28卒の登録と書類の時期を、政府の要請で確かめる
28卒は、2027年度の卒業・修了予定者にあたります。その就職・採用活動について、内閣官房などの関係省庁が、令和8年3月24日付で要請を出しています。要請は、次の日程を原則としています。
広報活動の開始2027年3月1日以降
要請の注は、広報活動の開始の起点を、学生の登録の受付を始める時点としています。登録の場として挙げられているのは、会社の採用サイトや、求人広告・就職支援の会社が運営するサイトなどです。
この記事でいうプレエントリーの受付は、この起点にあたります。
採用選考活動の開始2027年6月1日以降
要請の注は、採用選考活動を、時間と場所(オンラインを含む)を決めて学生を拘束して行う面接や試験などとしています。
エントリーシートの提出や、ウェブテストの受検などによる事前の絞り込みは、採用選考活動とは区別されています。日程や場所を、学生が選べる幅が大きいためです。この記事でいう本エントリーの書類の提出も、要請の上では、採用選考活動とは区別される側に入ります。
正式な内定日2027年10月1日以降
正式な内定は、この日以降とされています。
要請は企業に向けた求めで、日程は原則です。要請の前書きは、開始日より前に、実質的な採用選考活動が行われていることにも触れています。受ける会社の日程は、その会社の案内で確かめます。
日程の全体と、日付に合わせてやることは、28卒の就活スケジュールの記事にまとめています。6月より前の選考の扱いは、早期選考とはの記事にあります。
エントリーの前に、会社の案内で確かめること
エントリーのボタンを押す前に、会社の採用ページの案内を読みます。確かめるのは、その手続きで何をすると、そのあと何が届くかです。
登録に使うメールアドレスを決める最初に
案内を見落とさないように、登録に使うメールアドレスを一つに決めておきます。
どちらの段階の手続きかを確かめる案内を開いたら
案内の手続きが、名前と連絡先の登録なのか、エントリーシートなどの書類の提出なのかを確かめます。案内の言葉が「エントリー」だけのときは、入力する項目と、出したあとに届くもので見分けます。
出したあとに届くものを確かめる次に
マイページのID、説明会の案内、エントリーシートの設問、ウェブテストの案内など、手続きのあとに届くものを確かめます。メールで来るのか、マイページのお知らせに出るのかも控えます。
出すものと締切を確かめる書類の段階なら
出すもの(エントリーシート、履歴書、写真など)と、締切の日付と時刻を確かめます。書類とウェブテストで、締切が分かれていないかも見ます。
エントリーした会社を、一つの表で管理する
エントリーした会社は、紙でも表計算のソフトでもよいので、一つの表にまとめます。インターンシップに申し込んだ会社も、同じ表に入れておきます。
調べた会社の事業や仕事の内容は、企業研究のやり方の記事で作る表に書きます。この表には選考の手続きのことだけを書き、二つの表を分けておきます。
表の列と、書き込む例(架空)
会社名:株式会社〇〇
段階:登録した/書類を出した/ウェブテストを受けた/面接(一次・二次・最終)/結果待ち/内々定/辞退した
締切:次の締切の日付と時刻(例:XX月XX日 XX時)
提出物:出すものと、出した日(例:エントリーシート、XX月XX日に提出)
次にやること:次の手続きと、その期限(例:ウェブテストを受ける)
連絡の方法:メール、マイページのお知らせ、電話のどれで来るか
マイページ:ページのURLとログインのID(パスワードは書かない)
メモ:出した書類の控えの置き場所
案内を読んだ日に書き換える案内が来たら
メールやマイページのお知らせを読んだら、その日のうちに、段階・締切・次にやることの列を書き換えます。列は途中で変えずに、最初に決めたものを使い続けます。
締切の近い順に並べる週に一度
表を締切の近い順に並べ替え、その週に出すものと受けるものを確かめます。
ウェブテストの案内が来たら、受検の期限を締切の列に書きます。種類がSPIなら、SPI対策ドリルの通し受験で、時間を計って解く練習ができます。
出した書類の控えを残す出したら
出したエントリーシートの文章は会社ごとに控えを残し、メモの列に置き場所を書きます。面接の前に、何を書いたかを読み返すためです。
書類を出すまでの準備の順番は、ES・履歴書と企業研究のまとめにあります。
表の段階の列は、面接で、ほかの会社の選考状況を聞かれたときの材料にもなります。面接対策150問のQ118(他社の選考状況と志望順位)で、事実のとおりに答える練習ができます。志望順位の理由は、就活の軸の決め方の記事で書いた軸の言葉で説明します。
エントリーをやめるときの連絡と、表の付け方
選考の途中で、その会社への応募をやめると決めたら、段階の列に「辞退」と日付を書きます。行は消さずに残し、あとで同じ会社から案内が来たときに、やめたことが分かるようにします。
説明会や面接の予約があるときは、その日より前に、案内に書かれた方法で連絡します。案内に方法が無いときの書き方と例は、就活のメールと電話の記事にまとめています。内定を辞退するときの伝え方は、内定承諾と内定辞退の伝え方の記事にあります。
登録だけの会社から案内が来続けて困るときは、マイページや案内に、登録の取り消しや配信の停止の手続きがあるかを確かめます。
エントリーのボタンを押す前に確かめること0 / 5 完了
表は、エントリーした会社の数を数えるためではなく、次にやることを一つずつ決めるために使ってください。次にやることの列が空いている行があれば、その会社の案内を読み直す合図です。
よくある質問
プレエントリーをしたら、応募したことになりますか?
厚生労働省の「職場情報の提供制度」のページは、いわゆるプレエントリーを、正式な応募の前の登録と説明しています。会社ごとの手続きの意味は、採用ページの案内で、入力する項目と、あとに届くもので確かめます。
何社にエントリーすればいいですか?
この記事では、社数の目安や平均の社数は書きません。公的な出どころが無いからです。表の締切と次にやることの列を見て、準備が間に合うかで決めます。
2027年3月1日より前に、エントリーの案内が来ました。
政府の要請は、28卒の広報活動の開始を2027年3月1日以降とし、その起点を学生の登録の受付を始める時点としています。日程は原則なので、案内の手続きが何にあたるかを、その会社の案内で確かめます。
参考にした公的資料
制度・日程・法律についての説明は、次の公的機関のページで確かめたものだけを書いています。確かめた日も添えています。
内閣官房「2027(令和9)年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請」
https://www.cas.go.jp/
内閣官房ほか「2027(令和9)年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請等について」(令和8年3月24日、PDF)
https://www.cas.go.jp/
厚生労働省「職場情報の提供制度」
https://www.mhlw.go.jp/
日程の全体と、書類を出すまでの準備の記事を並べておきます。
【完全無料】
エントリーの状況を、一緒に整理する
はじめに状況をお聞きします。そのうえで、合いそうな条件や職種をお伝えします。求人は、探してほしいと言われたときだけお送りします。
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