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就活の進め方 28卒向け

インターンのあとにやること|その日の記録、お礼の連絡、ES・面接への使い方と情報の扱い

インターンのあとにやることを解説する記事のアイキャッチ画像

3年生の秋、参加したインターンシップの最終日が終わりました。社員の方に言われた一言や、班の話し合いで詰まった場面を、覚えているうちに残しておきたい。けれども、何を書けばいいのか、お礼のメールはいつ誰に送るのかが分からないまま、帰りの電車でスマホを閉じました。

この記事を読み終えると、参加した日のうちに書く記録の項目と、お礼の連絡の決め方が手元に残ります。記録をESと面接の答えに使う手順と、会社がインターンシップで得た学生の情報を使える時期と条件も分かります。

先に、この記事の立場を書いておきます。「参加すると早期選考に呼ばれる」「参加しないと不利になる」とは、外からは分からず公的な出どころも無いので書きません。制度のことは公的機関の資料で確かめて末尾の参考欄に出どころを載せ、例はすべて架空のものにしています。

この記事の結論

インターンシップに参加した日のうちに、した作業、聞いた話、分からなかったこと、自分の動き方の四つを書き残します。

お礼の連絡と、ESや面接の答えは、この記録から具体的なことを一つ選んで組み立てます。

3省の基本的考え方では、28卒が2027年2月末までに参加した取組の情報は、基本的に広報活動・採用選考活動に使えません。例外は、要件を満たすタイプ3で、その趣旨を含むと前もって示された場合です。

その日のうちに書く振り返りの記録

振り返りの記録は、参加した日のうちに書きます。誰から聞いた話か、どの場面での動きかを、あとで言えるようにするためです。数日にわたるプログラムなら、毎日の終わりに書き足します。

した作業一つ目

その日に手を動かしたことを、作業の名前と自分の受け持ちに分けて書きます。班で作ったものは、自分がどの部分を受け持ったかまで書きます。

聞いた話二つ目

社員の方から聞いた仕事の話を、話した人の部署と一緒に書きます。会社の公表資料で読んでいたことと、その場で初めて聞いたことは分けておきます。

分からなかったこと三つ目

説明を聞いても分からなかったこと、聞きそびれたことを、質問の形で書きます。あとで調べるときは、企業研究のやり方の記事の手順を使います。

自分の動き方四つ目

班の作業や発表で自分がどう動いたかを、うまくいった場面と困った場面の両方で書きます。動き方の言葉は、自己分析チェック(80問)の結果とも見比べます。

文部科学省・厚生労働省などの3省は、インターンシップの基本的考え方をまとめています。この文書は、タイプ3のインターンシップの要件の一つに、社員による指導と、終わったあとのフィードバックを挙げています。講評や指摘を受けたら、言われた言葉のまま書き留めます。

振り返りの記録の例(架空)

日付とプログラム:〇月〇日、〇〇株式会社の〇日間のプログラムの〇日目

した作業:〇人の班で、新商品の売り場の案を作った。自分は売上の表を読み、案の根拠を一枚にまとめる受け持ちだった。

聞いた話:〇〇部の社員の方から。入社してすぐの時期は、先輩の商談に同行しながら見積もりの作り方を覚える。

分からなかったこと:値引きの幅は、誰がどこまで決められるのか。

自分の動き方:話し合いが広がったとき、決める順番を紙に書いて班に出した。発表の練習の時間を取っておらず、最後が駆け足になった。講評では「根拠の数字は、出どころまで言えるように」と言われた。

参加した会社の募集要項は、画面を保存するなどして、記録と一緒に残します。会社が得た学生の情報の扱いを、あとで確かめるときに使います。

お礼の連絡は、いつ、誰に、何を書くか

お礼の連絡の文の組み立ては、就活のメールと電話の記事にまとめています。ここでは、いつ、誰に、何を書くかの決め方だけを書きます。

いつ送るか記録を書いたあと

振り返りの記録を書いたあと、その日のうちか次の日に送ります。記録を書いた直後なら、具体的なことを一つ添えられます。数日にわたるプログラムは、最終日のあとに一通にまとめます。

誰に送るか案内を見て

会社からの案内に書かれた連絡先に送ります。案内に連絡の方法や、お礼は不要との記載があれば、それに従います。指導してくれた社員の方へのお礼は、その連絡先に送る文の中で、部署と名前を挙げて書き添えます。

何を書くか中身

参加のお礼に、記録から一つ、した作業か聞いた話で分かったことを添えます。講評や指摘を受けたなら、それを次にどう生かすかを一文で書きます。

記録から添える一文の例(架空)

〇〇部の方から、見積もりの作り方を商談への同行で覚えると伺い、入社後の仕事の進め方を具体的に考えられるようになりました。

お礼の連絡には、質問や選考についての問い合わせを混ぜません。聞きたいことがあれば、案内の問い合わせ先に、別の連絡で尋ねます。

記録をESと面接の答えに使う

面接対策150問には、インターンシップの経験そのものを聞く問いは入れていません。記録の項目ごとに、近い問いを選んで答えを組み立てます。

聞いた話から、印象に残ったことを答える聞いた話

Q110(説明会やOB訪問で、印象に残ったこと)には、インターンシップで聞いた話も使えます。誰の話か、何を聞いたか、そこから何を考えたかの順で答えます。社風を聞くQ70(社風について、選考を通じて感じたこと)にも、同じ材料を使えます。

した作業から、関わりたい仕事を答えるした作業

Q109(関わりたい事業や職種)とQ116(志望動機を裏づける経験)では、関わりたい仕事と、裏づけの経験を答えます。記録の「した作業」から、応募先の仕事の中身に重なるものを一つ選びます。

受けた指摘から、変えたことを答える自分の動き方

書き留めた講評や指摘は、Q8(受けた指摘で、最も自分を変えたもの)の材料になります。言われたこと、そのあと変えた動き方、変えてどうなったかの順に話します。変えたことがまだ無ければ、次の機会に試してから使います。

分からなかったことを、逆質問に回す分からなかったこと

調べても分からなかったことは、Q131(最後に、何かご質問はありますか)で尋ねる候補にします。聞き方は、逆質問の記事にまとめています。

材料が見えない例(架空)

インターンシップでは、グループワークがとても勉強になりました。社員の方も親切で、ここで働きたいと思いました。

記録から組み立てた例(架空)

〇〇部の方から、入社してすぐの時期は先輩の商談に同行して見積もりの作り方を覚えると伺いました。班の作業で売上の表から案の根拠をまとめた経験があり、数字を読んで提案の材料を作る仕事に関わりたいと考えています。

→ 組み立てた例には、誰から聞いた話か、自分のした作業、そこから考えたことの三つが入っています。

ESの志望動機の設問でも、同じ材料を使えます。書き方は、ESの志望動機の書き方の記事の手順に沿います。聞いた話を書くときは、どの部署の方から聞いたかが分かるように書きます。

会社が得た学生の情報を使える時期と条件

3省の基本的考え方は、インターンシップなどの取組は、就職や採用の活動そのものではないとしています。そのうえで、会社が取組で得た学生の情報を使える時期を、取組を行った(始めた)時期ごとに分けています。

2027年2月末までに始まった取組で、会社が得た28卒の情報(基本的考え方の別紙2から)

基本の扱い:会社は、広報活動にも採用選考活動にも使えない。

例外:要件を満たすタイプ3のインターンシップで、広報活動や採用選考活動の趣旨を含むと前もって示されていた場合に限る。その場合は、広報活動には2027年3月から、採用選考活動には同じ年の6月から使える。

学生が自分で出した書類:ESや成績表などに書いた参加の事実やフィードバックの結果は、ほかの書類と同じように使ってよい。

同じ別紙が挙げるタイプ3の要件は、期間、就業体験の日数、社員の指導とフィードバック、実施の時期、情報の公表の五つです。期間は、汎用的能力活用型で5日間以上、専門能力活用型で2週間以上です。公表する項目の一つが、採用活動の開始以降に限り、得た学生の情報を使う旨です。

会社が実際に情報を使うかどうか、どう使うかは、会社が決めることで、外からは分かりません。確かめられるのは、参加したプログラムの募集要項に書かれていたことです。内閣官房などの28卒向けの要請も、インターンシップを行う会社に、学生の情報の使い方を含めて適切に行うよう求めています。

3月以降に始まる取組の扱いを含めた表の全体は、早期選考の記事にまとめています。プログラムの類型の見分け方は、インターンの選考対策の記事にあります。

本選考までに続けること

3省の概要資料は、タイプ1〜4は採用活動ではなく、学生は採用選考活動の開始以降に改めてエントリーが必要だとしています。参加した会社の本選考を受けるときも、エントリーの時期を募集の案内で確かめます。日程の全体は、28卒の就活スケジュールの記事にまとめています。

6月より前に選考に移れる例外と、早期選考の案内を受け取ったときに確かめることは、早期選考の記事にまとめています。

記録がたまったら、仕事の中身と働く条件に分けて、就活の軸を見直します。手順は、就活の軸の決め方の記事にあります。

インターンシップのあとに確かめること0 / 6 完了

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記録の「分からなかったこと」は、調べて分かったら、分かった日と調べた資料を書き足してください。面接で「どうやって調べたのですか」と重ねて聞かれても、その記録から答えられます。

よくある質問

お礼のメールは、送らないといけませんか?

送るかどうかで選考の結果が変わるかは、外からは分からないので、この記事では書きません。送るときは、案内にある連絡先へ、記録から具体的なことを一つ添えて送ります。案内にお礼は不要と書かれていれば、それに従います。

インターンシップでの様子は、本選考で使われますか?

3省の基本的考え方では、2027年2月末までの取組で会社が得た情報は、基本的に広報活動・採用選考活動に使えません。例外は、要件を満たすタイプ3で、その趣旨を含むと前もって示された場合です。例外の場合でも、使えるのは広報活動が3月から、採用選考活動が6月からで、実際にどう使うかは会社が決めます。

1日だけのプログラムでも、記録を書いたほうがいいですか?

書いておきます。聞いた話と分からなかったことは、企業研究や面接の材料になります。なお、3省の基本的考え方のタイプ3は、期間の要件が短いほうでも5日間以上なので、1日のプログラムはあたりません。

インターンシップのことを、ESに書いてもいいですか?

書くかどうかは自分で決めます。3省の基本的考え方では、学生が自分で出したESに書いた参加の事実などは、ほかの書類と同じように使ってよいとされています。書くときは、した作業と聞いた話から、応募先の仕事に重なることを選びます。

参考にした公的資料

制度・日程・法律についての説明は、次の公的機関のページで確かめたものだけを書いています。確かめた日も添えています。

文部科学省・厚生労働省ほか「インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方」(令和4年6月13日一部改正、PDF)
https://www.mhlw.go.jp/content/11800000/000949684.pdf(2026年10月9日に確認)

厚生労働省ほか「令和5年度から大学生等のインターンシップの取扱いが変わります」(概要資料、PDF)
https://www.mhlw.go.jp/content/11800000/000986401.pdf(2026年10月9日に確認)

文部科学省「大学等におけるインターンシップの推進」
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/sangaku2/1346604.htm(2026年10月9日に確認)

内閣官房ほか「2027(令和9)年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請等について」(令和8年3月24日、PDF)
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/shushoku_katsudou_yousei/2027nendosotu/2027betten1.pdf(2026年10月9日に確認)

公的機関のページは改められることがあります。手続きの前に、そのときのページで確かめてください。

早期選考の案内を受け取ったときの記事と、次のインターンシップの準備の記事を並べておきます。

早期選考と政府の日程ルールを解説する記事のサムネイル 次に読む 早期選考とは|政府の就職・採用活動の日程ルールと、6月より前の選考の扱い 政府の日程ルールと、早期選考の案内を受け取ったときに確かめることです。 shukatsu-products.pages.dev/note インターンの選考対策を解説する記事のサムネイル あわせて読みたい インターンの選考対策|プログラムの類型の確かめ方と、ES・Webテスト・面接の準備の順番 インターンシップの類型の確かめ方と、選考の準備の順番です。 shukatsu-products.pages.dev/note

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インターンの振り返りを、ESと面接の準備につなげる

はじめに状況をお聞きします。そのうえで、合いそうな条件や職種をお伝えします。面談のあとは、書いたエントリーシートを見たり、模擬面接をしたりできます。どれを進めるかは、面談の最後に決めます。

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この記事を書いた人

就活ノート編集部

Only Life 就活ノート

体育会学生の新卒就職支援を専門にする Only Life 株式会社の社内チームで、エントリーシートの添削と模擬面接を担当しています。面接対策150問や公的機関の資料を使った記事は、本文末の参考欄や根拠欄に出どころを記しています。読んで納得して終わる記事ではなく、読みながら手が動く記事だけを出す方針です。

編集・監修:就活ノート編集部 / 担当領域:就活の進め方・公的資料の確認 / 編集部の記事一覧